無料でネットショップを作成するなら？おすすめサービス比較表

ネットショップを作成したい、これからネットにお店を開業したい、そんな時に無料のネットショップ作成サービスの利用を思いつく方も多いと思います。

RISA

でも無料ってどこかに落とし穴がありそうで怖くない？

確かに不透明な部分があると怖いと感じることもあるかもね

TOMO

RISA

無料で作るデメリットが知りたいわ

ＯＫ、そう思って無料のネットショップ作成サービスが理解できるように記事を書いたよ

TOMO

今回は無料で作れるネットショップ作成サービスのおすすめ比較や、メリット・デメリットをご紹介し、どのような方に無料ネットショップサービスがおすすめなのかご紹介いたします。

ネットショップ作成サービスの種類（無料・有料）

ネットショップの作成サービスは無料・有料も含め、沢山のサービスがリリースされています。

有料サービスのなかでも種類があり、ここでまずネットショップ作成にはどういう種類・方法があるのかまとめました。

ネットショップ作成サービスの種類

• 無料のネットショップ作成サービス(無料ASPサービス)
• 月額制の有料ネットショップ作成サービス(有料ASPサービス)
• amazonや楽天市場などのモール系ショップ
• オープンソースを使ったネットショップ
• フルスクラッチサイト

無料ASPサービスの代表例としては、BASEやSTORESが有名ですね。
有料ASPサービスでは、ShopifyやMakeshop、カラーミーショップなどが人気です。

これら２種類（無料・有料）ASPサービスは、どの段階でサービスにお金を支払うかが違ってきますが、基本的には同じ仕組みでのネットショップ作成方法になります。

一方、オープンソースを使ったネットショップは、システムの利用は無料ですが、カスタマイズに専門的な技術や知識が必要なり、作成代行業者に見積もりと取り、依頼することが前提となります。

フルスクラッチは、カート機能・顧客管理機能・クレジットカード決済などの決済機能などを一から構築する作り方で、５つの種類のなかで最も費用が高くなり、作成までの時間も長くなります。

ネットショップを作成する場合、この中からどの作成方法を選択するかということになります。

無料でネットショップが作成できる理由

５つの種類の中なら、誰でも無料が一番うれしいですよね。

でも、やっぱり疑問や不安として感じるのは、「なぜ無料でネットショップを作成できるのか」という点。

BASEやSTORESなどのサービス運営会社はどうやって儲けているの？と鋭い疑問を感じる方もいるでしょう。

RISA

無料ほど高いものはないって言うしな

無料でネットショップを作成できる理由は、結論からいうと、作成費用とは別で、決済時に手数料が発生するからです。

BASEやSTORESといった無料のネットショップ作成サービスが謳う「無料」は、あくまで「ネットショップを開設するまで」という部分に限定されます。

そのあと、商品が売れる際に、決済に応じて販売手数料(システム利用料)を徴収することで、ビジネスを成り立たせています。

無料ネットショップは完全無料ではない点に注意

ここまでの説明を読むと、無料のネットショップ作成サービスは少しあくどい？と感じ取ってしまう方もおられるかもしれませんが、全然そういうことはありません。

むしろ、商品が売れた際だけ利用料が発生するということは、いわば成功報酬型と言えます。

つまり、何も売れなければ特に何の費用もいらず、ランニングコストはゼロ、まさに無料なのです。

これは、これからネットショップを開業したい方、副業でインターネット上にショップを開店したい方など、初期投資を抑えたい方には、とても嬉しい仕組みです。

ただ、では全ての人にとって、無料のネットショップ作成サービスがおすすめかと言われると、この仕組み上そうではない方も多く当てはまってきます。

次でお伝えする無料のネットショップ作成サービスのメリット・デメリットを理解して、自分はどのネットショップ作成サービスを選ぶべきか、是非検討してみてください。

無料ネットショップのメリットとデメリット

メリット１：初期費用が安い

無料のネットショップ作成サービスは、ネットショップ開設まで、完全無料で作ることが可能です。
しかし、販売手数料がかかることは、頭の片隅に忘れず覚えておきましょう。

メリット２：開業までのスピードが速い

明日から販売をスタートさせたいと作成に動いて全然不可能ではないくらい、簡単ですぐにネットショップを作成できるのもメリットのひとつです。
作成代行業者を必要としないので、あなた一人でオープンまで完了させられます。

メリット３：機能が充実している

日々サポートが進化し、欲しいと思う機能がプラグインやアプリといった追加ツールで簡単に自分だけで実現できるのもメリットのひとつ。

通常、作成代行業者に依頼するといくらか費用がかかる、Instagramのshop now機能との連携や、アクセス解析ツールの導入など、あると便利だなと思う機能が、簡単に追加できるのは、相当なコスト削減につながります。

メリット４：パソコンが苦手な人でもオープンさせられる

無料のネットショップ作成サービスは、モバイルアプリをリリースしているサービスが多いので、スマホ片手に簡単にひとりでネットショップをオープンできます。
パソコンを持っていない人や、個人でネットショップを作成したい人には、とても便利！

スマホひとつだと、管理がかんたんなのも嬉しいですね。

デメリット１：販売手数料が高額になることがある

商品が売れるごとに、販売手数料がかかる仕組みになっている無料ネットショップは、他のサービスと違って、売れた分だけ費用がかかることになります。
例えば、BASEの販売手数料は決済総額の3%となります。

つまり、月30万円売り上げた場合の販売手数料は、その3%の9,000円。
月額8,000円のネットショップ作成サービスと比較した場合、1,000円も高くなっていることになるのです。

そう、かしこいあなたはもうお気づきですね！
無料ネットショップは、人気ショップになると損をするのです。

2022年、BASEは月額料金5,980円のグロースプランを4月からスタートさせると発表しました。
これで売り上げ規模が大きくなったお店でも使いやすくなると謳っています。

TOMO

デメリット２：集客力が弱い

楽天市場やamazonを知らない人はいないというくらい、ネットショップの代表例です。
ということは、訪問するユーザーも大量にいるということ。

ネットショップをどれだけ素敵でおしゃれでかっこいいサイトにしても、ユーザーがサイトに訪問してくれないと商品は絶対売れません。

BASEやSTORESもCMを放映したりして、かなり知名度が上がってきていますが、まだまだ集客力は弱めです。

また、ネットショップはSEO対策を実施していくことも集客強化の重要な作業になるのですが、無料ネットショップはSEO対策の要になるブログ機能やSEO内部施策機能が、やや弱めな印象もあります。

特に、ネットショップ初心者や、WEBサイト運営経験が少ない方には、SEO施策は難しい技術ですので、サポートが充実していればと思うのですが、まだまだこれからといったところ。

デメリット３：サイトデザインが単調になりやすい

無料ネットショップは作成する際にテンプレートを選ぶ仕様のものがほとんど。

テンプレートを自由にカスタマイズできると謳われていますが、実際はなかなか素人ではうまくいかないことも多いです。

結局諦めて、クリエイターが作成した有料テンプレートを購入したり、無料テンプレートのまま、簡単な編集で運営している方が多いと思います。

つまり、サイトデザインでオリジナリティが出にくく、単調になりがちです。

販売手数料が高額になりやすく、集客力が弱く、デザインでオリジナリティが出しにくいということで、総じて利益が少し上げにくいというのが、最大のデメリットと感じます。

無料ネットショップ作成サービスを比較

BASE

ネットでお店を開くなら、ベイス！でおなじみのBASE。

無料ネットショップ作成 イコール BASEと考える人もいるくらい、最も知名度が高いネットショップ作成サービスです。

BASE App.というアプリ機能で、様々な機能を追加して、独自のネットショップにカスタマイズできるのが面白い点です。
無料テンプレートも豊富で、デザインをカスタマイズすることも可能です。

STORES

BASEと肩を並べる、人気の無料ネットショップ作成サービスがSTORES。

BASEが対応していないWEAR（ファッションコーディネートSNSアプリ）との連携があり、WEAR経由での集客が見込めます。

また、BASEと比べて無料テンプレートの数が豊富なのも魅力。

カラーミーショップ

フリープランが存在しますが、商品画像を１商品4枚までしか登録できなかったり、様々な機能制限が設けられていて、結局有料プランじゃないと、真面目な運営できないような仕様になっています。

あえて、上記のBASE・STORESの２つの選ばずカラーミーショップを選ぶ理由は無さそうです。

SQUAREネットショップ

SQUAREは、クレジットカード決済サービスや電子決済サービスなどキャッシュレス決済を実店舗に導入する強い味方というイメージが強いですが、ネットショップ作成サービスも存在しています。

無料プランが存在していて、商品登録数も無制限、Instagramとの連携も可能だったり、店頭受け取りや自店舗デリバリーに対応するなど、面白い機能を備えていますが、独自ドメインが使えないのが最大のデメリット。

メルカリshops

メルカリshopsは、無料出店が可能なネットショップとして急成長中のサービスです。

言わずと知れたメルカリアプリに、事業者として販売が可能になった新サービスです。

集客力に定評があり、商品を目に見てもらいやすいというメリットがありますが、販売手数料10%というやや高めの価格設定が最大のデメリットです。

無料ネットショップサービス比較表

ネットショップはサポート力とカスタマイズ性で選ぼう

無料だから気軽に作成してネットショップを始められる！というのが、とても大きなストロングポイントなのですが、実は気軽に始めてしまうと後々後悔してしまうことも。

１年ほどネットショップを運用していると、あれこれと良いところ悪いところが見えてきて、売上アップのためにカスタマイズをしたくなるのが通例です。

しかし、利用していたネットショップサービスでは、カスタマイズに有料アプリをどんどん入れないといけなかったり、そもそもカスタマイズに対応していないこともありえます。

そうなると、別のサービスに移設するという選択肢が出てくるのですが、ネットショップの移設は意外と手間がかかり、リスクも伴います。

つまり、無料ネットショップ作成サービスは気軽さが売りではありますが、将来のことを見据えて、一旦冷静になりながら、どの無料ネットショップが自分に合いそうか、しっかり選んでから始めることをおすすめします。

TOMO

無料ネットショップサービスは、メジャーサービスがお得

無料のネットショップ作成サービスは、調べると意外と沢山あります。

しかし、僕は、メジャー無料ネットショップサービスといえるBASE、STORES、メルカリshops、この代表的な3つから、どのサービスを選ぶか検討すれば十分かなと思います。

なぜなら、メジャーな無料作成サービスは、それだけサービスとしての売上規模も大きく、会社として儲かっているということ。

時代にあった新しい機能の実装にかけられるコストも大きい分、反映も早く、新しいチャレンジャブルなプランやサービスを積極的にリリースしてくれます。

同じ無料でも、常に新機能を開発してくれるか、開発してくれないかは大きい違いですよね。

BASEやSTORESといったメジャーなサービスは、常にいろんな機能を追加してくれているので、お得感（サポート力）は大きいと思います。

ネットショップを無料で作るならBASEがおすすめ

RISA

ここまで色々説明あったけど、結局どれが一番いいの？

もちろん、いろんな状況によっておすすめサービスは変わるので一概にこれって言えないけど、総合的な部分でいうと、BASEかなぁ

TOMO

BASEが他の無料ネットショップに勝る点は、以下の3点と思います。

• 無料内での制限が緩い（出来ることが多い=機能が豊富）
• 独自性を出しやすい（公式通販サイトとして使える）
• 決済方法が豊富

あ、僕は別にBASEさんの回し者でもなんでもないので、ご安心くださいね！

TOMO

それぞれひとつずつご説明したいと思います。

①無料で出来ることが多い

BASEはBASE appというアプリ機能があり、BASEの中にこのアプリをインストールすることで機能拡張が行えます。
例えばinstagramとの連携などがあります。

無料ネットショップの場合、機能を制限されていて有料プランへ誘導されるというのが基本的な流れになっているのですが、BASEは全くそれとは異なります。

無料のなかで、実に多彩にカスタマイズが可能で、売れるためにできることを色々チャレンジできるのがおすすめしたいポイント。

②独自性を出しやすい

①とも関わっているお話ですが、機能面だけでなく、見た目のカスタマイズもしやすいのがポイント。

無料テンプレートから簡単なカスタマイズを行って、少し独自性を出したり、プロに依頼してオリジナルのテンプレートを作ったり、十分公式通販サイトとして使用するにも問題ないレベルまでオリジナリティを作りこめます。

独自ドメインが使用できるのも同じ理由で良いですね！

③決済方法が豊富

クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、amazon pay、Paypal決済、後払い決済に対応していて、無料ネットショップとは思えない豊富な決済方法を導入できます。

決済方法が多いということは、ユーザーが好みの決済を選択しやすいということなので、それだけ売れるチャンスも広がります。

強いて言うなら、STORESでは楽天ペイでの決済に対応していて、楽天ポイント利用ユーザーを取り込めるのですが、BASEにはそれがないというのが残念なところでしょうか。

ネットショップは作ってからの集客が最も大事

無料ネットショップを開店するのがゴールではない！これは重要なことですよね。

ネットショップは作ってからが始まりです。

売れるために何をするべきか、やっぱり最も大事なのは「集客」につきます。

モノは人が来ないと絶対に売れません。

集客は大きく4つの軸を考えるのがおすすめ。

1. インターネット広告からの流入
2. SEOからの自然検索流入
3. SNSからの流入
4. 実店舗からの流入

最後の④つ目は店舗がない場合は難しいですが、上③つからのいずれかでも流入導線を作らないと、なかなか売れるショップにはできないでしょう。

商品のターゲットによっても集客導線は変わってきます。
ご年配向けの商品をSNSで集客しても、少し遠回りな気がしますよね。
逆に若者向け商品なら、今の時代もしかしたらネット検索広告よりもSNS広告のほうが反応が良いかもしれません。

無料のネットショップは作成して終わるのではなく、作ってからの集客がもっと大事なので、それを忘れないようにしておきましょう。

まとめ

今回は無料ネットショップ作成サービスの選び方やおすすめサービス、機能比較などをまとめました。

無料なのは作成するまでという点に注意することと、ネットショップを作成してからの集客のことも念頭に置いておくこと、この2点に注意して、作成しましょう。

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