オランダ移住の最難関?家探しが完了しました

苦労したことは、何故か頭からスッと消えていってしまう性格なので、忘れないうちにコンテンツ化してしまおうと思います。
遂に、オランダ移住の最難関と言われる「住居探し」が完了しました。
ここまでに至った流れ、経験談を書こうと思います。
大事なのは収入と人柄、この矛盾がオランダの家探しの面白いところ
結果から申しますと、私は約1か月でお家を決めることができました。
色んな幸運や不運に見舞われましたが、その約1か月の家探しで見えたオランダの家探しの面白さをご紹介します。
シビアな収入第一主義
家探しを始めてすぐにわかったのは、家探しにおいて「収入」がまず線引きの絶対的な判断基準になるということ。
不動産屋さんは、私達の支払い能力に注視してきます、例えば€2,000/monの家に内覧募集をしたとしても、月収がその3倍ないと相手にしてもらえません。
家賃の3倍の月収という条件を満たしたとき、はじめて競争の土俵にあがることができるのです。



ご自身の現在の収入から、狙う家の家賃は自ずと決まる
fundaやparariusを見ていると、素敵なお家がどんどん目に飛び込んてきます。
例えば、月収70万の方が移住を考えているとします。(今回はパートナーの収入は考えないものとしています)
為替(€1=160円と想定)を考慮すると€4,375が月収となり、なんとか頑張れば€1,800~€2,000くらいの素敵なお家も払えるかなぁとか想像してしまいますが、それはできません。
お家賃€1,450(4,375/3)が、月収70万の人の狙える最高額の家賃となります。
ガッツリ資本主義、お金第一!意外とシビアですよね…
でも、こんな条件ならいけるかも??
ただ、ここで前提を少し覆してしまうんですが、こういう場合全然勝負できるのかなと思いました。
- すでにオランダの企業での就職が内定している
- すでにオランダの企業と複数請負実績がある
- 貯蓄の多さをアピールする
- 資産を示す
日本だと、こういった3倍ルールがある場合、どんな追加オプションがあろうとも、3倍に満たないとダメ!ってバッサリいかれる気がするのですが、オランダはここに「情」が入ってくるから面白い。
上記のようなオプションを見せると、「それならいけるか?」とコロッと態度が変わることもしばしば。
この辺の人対人のやり取りで、前提が覆ることもあるのが、オランダの面白いところ、良いところなのかもしれません。
オランダの家探しの情報が十人十色なのは、この辺のせいもあるように思います。
○○という厳格なルールがあります!だと、情報は似たり寄ったりになるものだと思うのですが、「ルールはこうだけど、私の場合これで案外決まりました!」とかそういう例外が多すぎるので、ブログなんかの情報がみんなそれぞれ違うんだろうな、と経験した今だから感じます。
「情」が大きな要因になることも
お金がすべて!なんて言ってて、すごく矛盾するんですが、「情」もお金と同じくらいオランダの家探しでは大事です。これがオランダ!この理屈を超えた矛盾が良いところです。
やはり90%くらいは、お金で判断されて内覧までこじつけられないんですが、残りの10%くらいは、収入が足りていないような物件でも、なぜか内覧までたどり着くことがあります。
私は、個人的にすごく参考にした別の移住者の方のブログで仰ってくださっていることが全てだと思うのですが、あえて自分のブログでも言うなら、「テナントプロフィールをすごく丁寧に作る」これに尽きると思います。
テナントプロフィールを超絶凝る(私の場合これ)か、前述の方の言う通り動画を作るか、はたまた何かもっと素敵なアイデアを用いるか、なんにせよ、あなたを最高にアピールするのです。※誇張ではなく誠実に。誇張は怪しまれて逆効果になるだけです。
これでコロッと不動産屋さんの態度が変わるから面白い!めちゃめちゃちゃんと内容見てくれてます。
例えば、€1,800/monのお家に、月収€5,200のAさんと月収€8,000のBさんがいたら、最初の前提からしたらBさん一択なわけです。
でもAさんが選ばれることも全然あるんです。それは「情」です。
不動産屋さんがあなたを気に入った、もしくは内覧でその物件をすごく気に入ってくれた様子だった、そういった場合、Aさんが選ばれること全然あるんだと思います。
移住者はそもそも不利な立場から始まるので、この「情」を上手に使うのが絶対正解だと思います。

最後は安心材料をオプションで
最後は安心材料をぶつけることです。
半年分の家賃一括で最初に払います、とか、デポジット倍払いますとか。
不動産屋さんもオーナーさんも、外国人に家を貸すことはリスクが非常に大きいです、特にまだ滞在ビザも持ってないような人に貸すのは相当リスキー。
そんな私たちを選んでもらうためには、こういったカードをここぞってタイミングで出すのも効果抜群だと思います。
以上が経験してわかったオランダの家探しのポイントです。
次に具体的に私がやっていったことを記載していきます。

サイトはほぼParariusだけ
利用したサイトは、ほぼParariusだけでした。これは個人的な理由です、fundaよりもサイトUIが個人的にわかりやすかった。それだけです。
そして、fundaよりもParariusのほうが、連絡後の内覧案内返信が圧倒的に多かったこともあり、途中からParariusしか見なくなりました。



私の場合、妻と子供を日本へおいて、単身オランダへ訪問しながら探しましたが、最悪誰かに頼んだりして、日本からでも見つけられるかもなと、終わってみた今なら思います。
ホテルに滞在するほうが高いか、内覧代行してもらうほうが高いか、その辺は価値観で天秤にかかる気がします。
個人的には不動産屋さんやオーナーさんと直接お会いできるので、「情」パワーを最大限使う意味で自分で行ったほうが良いと思っています。
ちなみに私は1件内覧を獲得してからオランダへ飛びました。
航空券自体は2ヶ月前ぐらいに購入して、Parariusなどからは渡航日の1週間ちょい前から内覧希望を送り始めたと思います。
で、最低でも1件は内覧もらってから渡航しようと決めてました。
地域は絞った方が楽
最初の段階では、まだ家探しのイロハをわかっていなくて、結構あっちこっち内覧希望を送っていたんですが、自分が疲れるだけです。
- アムステルダムに住むと決めているなら、アムステルダムとその周辺だけ。
- デンハーグに住むと決めているなら、その周辺だけ。
- アイントホーフェンに住むと決めているなら、その周辺だけ。
わかります、決めても物件が出ないんです!焦ります、滞在費がどんどんかさみます、でも粘れば出ます!出た瞬間に内覧希望送ります、これが一番良いと思いました。
但し、全くオランダに渡航したことがないのに移住しようとしている方(そんな人いるのかわかりませんが汗)、アムステルダムしか滞在したことがない方は、どの都市が好きか見て回る意味で各地の内覧を取るのもありかも?



個人的には田舎のほうもすごく良い
思ってるよりも、各所アクセスが良く、こことかどうなんだろう?という地域の家も内覧行ってみたらいいと思います。
結局、私はかなり都会のエリアに家が決まってしまったのですが、今となっては、もう少しセントラルエリアから離れた場所でもよかったかもなぁなんて思います。
これは決まったから言える贅沢ですが…
当初はどこが決まるかわからないので、どんどん内覧応募していたのですが、意外とちょっと離れたところもバスがちゃんと通っていたり、自転車を使えばそこまで遠くなかったり。
そして、ある程度セントラルから離れると、ヨーロッパらしいオランダらしい風景が広がり、人も穏やかで、すごく魅力的です。
そして何よりお家賃も相場より安くなりがちです。
個人的には少し小さい街という選択肢もめちゃくちゃありだと思います。
知らない地域は毎回chatgptに聞いていた
例えば、アムステルダムと一括りに言っても、色んなエリアの特徴ってあります。
私たちはローカルじゃないので、そういう情報がわからない。
なので、chatgptに毎回聞いてました、この地域って子育てにどう?宗教色は強くない?治安はどう?など、詳細に教えてくれるのでとても参考になりました。
内覧希望を送った家はすべてスプレッドシートで管理
parariusのURL、不動産名とそのHPリンク、都市名、進捗ステータス、家賃、家具付きなどのステータス、備考
という感じで、1件づつ内覧希望を送った後に入れてました。じゃないとわからなくなります笑
これを妻とも共有して、ここはあーだこーだと物件の話をLINE電話でしていました。
結局最終的に、決まった家は3回目の内覧の家だったんですが、その後も割と内覧はもらえました。
結局50件応募して、内覧は10件程度もらえたと思います、2月中旬はあまり内覧がもらえず、2月末~3月初旬までで一機に内覧連絡が届きました。
時期なのか、家探しのコツを掴んだのか、明らかに後半のほうが動きが良かったですね。
Googleドライブにデータを格納しておく
内覧希望の連絡と一緒に、私は毎回Googleドライブの共有リンクを送っていました。
こうすることで、添付できないメールフォーマットでも、自分のプロフィールや収入証明を最初に確認してもらえます。
これをしたことで、内覧決定確率も上がったんじゃないかと思っています。
内覧では素直に質問して良いし感情を豊かに
内覧で物件に対して沢山質問したほうが印象良いです、それだけ住みたい意欲があると映りますし、物件を気に入っているのかなと思ってもらえます。
感情を豊かにして、良いなと思ったらリアクションもちゃんとすれば、大勢の一緒の内覧者と差別化を図れます。
やってると明らかにダメな不動産会社を覚える
内覧の連絡を送ると、自動返信などで、最初にIDの情報を入れないといけないとか、商工会議所のデータを提示しないといけないとか、明らかに移住初期の人間では提示できない情報の登録が必要な不動産会社がいます。
この辺は1週間ほど家探しすると、どんどんわかってきて、その不動産会社が新しくParariusに登録してくる物件はそもそもパスできます。
こういった効率の向上が、内覧ゲットの確度を上げたと思います。
内覧後からの流れ
内覧以降の話をしている方あんまりいないのかも?と思ったので(全然いるかもしれませんが笑)、内覧後の話も。
内覧以降は、以下のような流れで進んでいきました。
- とても気に入ったので住みたいというような内容のメールを送る
- 審査が入り、OKなら私の場合は家族全員のパスポートの写真を撮って送ってほしいと言われたので送る
- オーナーが直接会いたいというので面談を実施(これは珍しいみたいです)
- そこで条件付きで、ほぼほぼ住めることが内定
- まさかのカーニバル(謝肉祭)シーズンに入り、全てがお休みに。その間一切連絡が来なくなり、本当に決まったのか不安な日々に。
- カーニバルが終わり、ようやく契約書一式が届き、PDFの電子サイン機能でサインして返送。なぜかオーナーから言われた条件がすべて無くなっている。
- WISEを通して入金(家賃+デポジット 次の日には入金完了してました、WISE早い)
- 不動産会社から、オーナーの奥様が内装の家具を新調してあげたいから、住む日程を伸ばしたいと打診
- お金払ってしまったので、その分は次月相殺で決定、鍵の受け渡し日を決定
- 今ここ
ここは、多分不動産屋で大分流れが変わるんだと思います。
決定後も日本と違って連絡が遅い!これは人によるかもしれませんが笑
しつこいと思われても仕方ないくらい進捗確認の連絡を入れていました。
でも、そうするとすぐに連絡返ってくるので単純に忙しいのかも…ごめんなさい
私はカーニバルという不運に見舞われ、結局1か月半家探しのためにオランダへ滞在することになりましたが、それでもこの不動産屋さん・オーナーさんだったからこの期間で家を決められたと思っています。
とてもやさしい人達でした、本当にありがとうございます。
この記事がオランダ移住を予定している人の誰かの参考になれば、書いた意味もあるってもんです。instagramからでもいいんで、ブログ読んだ!って教えてください。